取引手法

長期運用とは?

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長期運用

長期運用

スイングトレードより長く数週間から数カ月、もしくはそれ以上のスパンでポジションを保有することです。

長期の取引では為替変動による差益を狙う場合とスワップポイントを狙う場合とが存在します。

見ていく足としては月足で方向感を確認し、週足や日足でエントリーポイントを探っていきます。

長期運用のメリット

スワップポイント狙い

政策金利の高い国の通貨を選択することによって、毎日リターンを受け取ることができます。

例えば年率が0.1%の日本円で年率が6%の南アフリカランドを購入したとすると、その差である5.9%がスワップポイントの対象となり、そこから各証券会社が手数料をとりトレーダーに支払われることになります。

手数料は証券会社によって異なりますが、10万通貨の購入で1日概ね130円ほどのリターンが2015年現在では得られます。

ちなみに1南アフリカランドは9円程度なので10万通貨とは言っても、アメリカドル1万通貨分よりもその費用は少ないです。

つまり、最大で4万円ほどで1日130円のリターンを毎日受け取れることになります。

為替差益のリスクの低さ

とにかく狙う値幅に対するスプレッドの占める割合が小さいです。

多少コストの高い証券会社を利用していてもスワップポイントですぐに埋まるくらいのレベルです。

長期運用となればトレードという要素は小さく、石の上にも三年といったところでしょうか。

リスクが高い投機と言われるFXですが、この場合は外貨預金と同じ感覚で投資と捉えられるくらいのリスクの低さがメリットです。

長期運用のデメリット

スワップポイント狙い

どの水準まで来たら損切りをするのかということが非常に悩ましいです。

長期運用に関してはスイングトレードまででは意識していた資金の2%は使わないです。

早めの損切りをしていると結果的にスプレッドで損をすることになってしまい、日付を跨いで通貨を保有できずにスワップポイントが付かない事態に陥ってしまいます。

南アフリカランドでは1日最大4万円で130円のリターンとは書きましたが、そのリターン率を狙っていれば確実に強制決済に遭います。

スワップポイント狙いでは、自分の資産から決して欲を出さずポジションを持ち、含み益が出た場合も含み損が出た場合も決済ポイントを自分で意識しておかなければいけません。

そうしなければ、利息よりも大きな為替変動によるダメージを受けてしまうリスクが高まります。

差益狙い

取引のスパンが長すぎて、通貨の数量を保有しなければほとんど利益が出ません。

しかし、取引量が増えれば損切りをしたときに失うお金の全資金に占める割合が上昇してしまいリスキーになってしまいます。

また、長期運用でポジションを保有する場合、空売りがやりづらいです。

ほとんどの国に対して日本の金利が低いため、売りポジションを持つとマイナスのスワップポイントが発生してしまいます。

これらのことを総合するとレバレッジは抑え目にして、空売りはしないので、手数料の安い外貨預金でしかないということになってしまいます。

つまり、長期運用ではFXならではのメリットがほとんど消えてしまっていると言えるのです。

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FXガイド編集部

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